創業2005年,東京福生,雨漏りの原因調査から修理工事まで雨漏り診断士米田が一貫施工
雨漏り発生の原因が事故であれば適用されるようです。
「強風で飛んできた瓦がぶつかって穴が開いた、そこから雨水が入ってきて雨漏りした。」というような場合です。
施工ミス、設計ミス、経年劣化が原因の雨漏りには適用されません。
詳しくは下記リンク先の保険各社の説明をご覧ください。
雨水が出てくる場所が窓周りや天井などなら、その下にホームセンターなどで購入でるペットシートを敷いて受け止めると便利です。
初めて雨漏りを経験すると心配になり、雨水が出てくる箇所を塞ぎたくなるかもしれません。
しかしそれはしても意味がありませんし、しない方が良いです。出口を失った雨水は他の場所から必ず出てきますから。
また、室外の怪しいところを塞ぎたくなるかもしれませんが、十分気を付けてください。
地面から届く範囲やベランダ内ならテープを貼ったりしても問題ありませんが、外壁の高所や屋根は絶対に作業しない方がいいです。
雨が降るとシミが大きくなる、あるいは明らかに湿りだすのであれば雨漏りの可能性は高いと思います。
自然が豊かな地域だと天井裏に住み着いた動物の排せつ物の時もありますね。
雨が降るとシミが大きくなったり湿るのが明らかなときは、その日時を記録しておくといいです。
後日専門家が来た時に雨漏りの原因箇所を絞り込むときに大いに役立ちますから。
当然ながら雨漏りは放置していて自然と直ることは決してありません。
経過と共に少しづつ住まいにダメージを与えるのは事実です。
ですが、大慌てして過度に心配しなくても大丈夫です。
雨漏りは解決が難しいですが必ず直りますから。
まずは調査と修理の専門家に速やかに相談しましょう。
雨漏りが発生するには、原因箇所から雨水が入ることが必要です。
それには雨量と雨降りの時間、風の強さと向きと時間が整わなければなりません。
それらの状況が整った時だけ原因箇所から雨水が侵入してくる雨漏りもあるということです。
一般的には、水平面に原因箇所がある時は雨が降りさえすればほぼ雨漏りが発生します。
立面に原因箇所がある時は降雨+風がある時にだけ発生することが多いです。
瓦と瓦の間には隙間がありますから、多少の雨水は必ず入り込みます。
瓦の下に入り込んだ雨水は、瓦の下に敷いてあるアスファルトルーフィングという防水シートが受け止めます。
防水シートが受け止めた雨水は下の方に流れて排出されて、雨漏りを防ぐようにできています。
瓦屋根で雨漏りするということは、瓦とその下の防水シートの両方に問題があるということです。
基本的には、瓦と防水シートの両方をきちんと直さなければ雨漏りは止まりません。
また、瓦の間だけではなく瓦と外壁との取り合い(接合部)も雨漏り原因になります。
その場合はコーキングだけで、一旦は止められる場合もありますがすぐ再発したりします。
雨漏り調査は雨漏りの原因箇所を特定する作業です。
原因箇所が分からなければ雨漏りを止めようがありません。
手術をする前に病巣を特定するのと同じく、修理工事をする前に雨漏りの原因箇所を特定しなければなりません。
また、雨漏り原因は通常、一見しては分からない所にあるものです。
それを見つけるのは困難ですから、知識、技術、経験が必要になります。
そのような訳で雨漏り調査は有料です。
屋根の塗装をしたということはスレート瓦の屋根だと思います。
薄くて平たい「スレート」という瓦を、下から上に貼り重ねてできている屋根です。
40㎝×90㎝程の大きさの平たい瓦を敷き詰めるので、当然左右の間に隙間があります。
その隙間に入った雨水は少し横に移動しても、上下のスレート瓦の間から下に流れるようにできています。
ですが塗り替え時に上下のスレート瓦の間を塗料で塗りつぶすと雨水の逃げ道がなくなります。
その結果、スレート瓦の裏側に雨水があふれて雨漏りしてしまいます。
屋根の塗装工事をするときに「タスペーサー」という部材を設置してから塗れば雨漏りは予防できます。