手順1-ヒアリング
先ずは「トレーシング」します。
トレーシングとは、屋内の雨水が浸出してくる箇所と一致する屋外の箇所を「ポイント」することです。
「雨漏りカルテ」の内容を活用しつつ、「ポイント」の周囲から「疑念箇所」を全て選定していきました。
「雨漏りカルテ」の以上の内容から疑念箇所を選定していきました。
手順2ー散水調査
選定したすべての「疑念箇所」を順番に水道ホースで散水していきます。
散水の結果、
1:サッシ右上出隅の亀裂
2:ポイント直上の縦目地剥離
3:ポイント直上の横目地剥離
と判明、1F和室天井への雨漏り原因箇所を特定。
原因調査を終了としました。
調査終了後1年間再発ありません。
台風3回、豪雨4回経過後も再発なし。
手順1-ヒアリング
雨漏り時の状況を細かくお尋ねして全体を把握していきます。
以上の内容から疑念箇所を選定します
手順2ー散水調査
雨漏りしている部屋の天井裏に潜りこみ、雨漏りの痕跡を確認しました。天井に上がり、雨漏りしている天井の直上やその他の箇所を入念に見て調べます。
そうして選定した疑わしい個所を下の方から十番に散水してゆき、室内に雨漏りが再現されるかを確認します。
手順3ー雨漏り原因箇所を特定
調査の結果、瓦屋根の棟部に原因箇所がありました。旧瓦屋根と新しい板金屋根が重なっている箇所の板金がさびて穴が開いておりそこから雨水は侵入していました。
風の強弱が関係なかったのは水平面で雨水を受け止めていたからでした。
手順1-ヒアリング
知り合いの塗装業者さんからの紹介でお問い合わせいただきました。古くから営業なさっている工務店さんからの依頼でした。雨漏り時の状況を細かくお尋ねして全体を把握していきます。
以上の内容から疑念箇所を選定します
手順2ー散水調査と赤外線カメラ調査
外壁面の疑わしい個所を下の方から十番に散水してゆき、室内に雨漏りが再現されるかを確認します。
同時に室内を赤外線カメラで調査し水濡れによる温度変化がないか確かめていきます。
手順3ー雨漏り原因箇所を特定
2日間の調査の結果、4Fのセットバック面に原因箇所があることが判明しました。
セットバック面の最下部にタイルの亀裂があり、そこから雨水が侵入していました。
少量の雨でも雪が降っても雨漏りがあったのは、広い面積で受け止めた雨雪が流れていたからでした。
手順1-ヒアリング
雨漏り時の状況を細かくお尋ねすることはできませんでした。それで室内の雨漏り痕跡を入念に観察して分析しました。
雨の水道(みずみち)をさかのぼり、雨漏り統計データと照らし合わせて原因可能性の高い個所を絞り込み選定しました。
手順2ー散水調査と赤外線カメラ調査
外壁面の疑わしい個所を下の方から十番に散水してゆき、室内に雨漏りが再現されるかを確認します。
同時に室内を赤外線カメラで調査し水濡れによる温度変化がないか確かめていきます。
手順3ー雨漏り原因箇所を特定
調査の結果、雨漏り箇所の1.5m上方の2Fの共用廊下の突き当り部分にある笠木とALC外壁との接している部分が原因箇所であることが判明しました。
密閉式の金属笠木でしたが、ALC外壁と接している部分に十分なシーリング目地幅が施工されておらず、申し訳程度になすってあったシーリングの切れ目から雨水が侵入していました。
メーカー不良品の化粧スレートがひどく傷んで雨漏りが発生していました。
役物を撤去して、粘着性アスファルトルーフィングを既存化粧スレートの上に全面貼り増します。
断熱材入りのガルバリウム鋼板をきっちり敷設しました。真夏の暑さと雨音をかなり軽減できるようになりました。
シーリングが劣化しています。バッカーが入っていましたのでシーリングの厚みが4㎜くらいでした。不良施工です。
劣化したシーリングをきちんと撤去してプライマーを塗布しています。鉄筋コンクリート造の場合は目地底にバッカーを入れるのはダメです。
変性シリコンを打ち込んできれいにならして完了です。
シーリングが劣化してバッカーが見えています。シーリングの厚みは4㎜くらいでしたので不良施工です。
劣化したシーリングをきちんと撤去してプライマーを塗布しています。
変性シリコンを打ち込んできれいにならして完了です。
ゴムシート防水がひどく劣化して雨漏りが発生していました。
劣化した防水層を完全撤去→しっかり乾燥→特殊モルタル施工→通気緩衝シート敷設後の状態です。
中塗り層2回塗布→トップコート2回塗布で完了しました。
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