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雨漏りの原因となりやすい箇所を紹介しています。
木造建物のスレート屋根材です。
一般に”コロニアル”とも呼ばれるこの屋根材は、長方形の板を下の方から貼り重ねています。
魚のうろこみたいな感じです。
そうすると必ずせまーい隙間が残ります。
その隙間は完全防水されているわけではないので、少量の雨水が染みこむことはあります。
しかし、①屋根の勾配と②2次防水のアスファルトルーフィングと③スレート屋根材同士の隙間から排水する、という3つの要素で雨漏りを防いでいます。
しかし、③のスレート屋根材同士の隙間を塗装でうめてしまうと、雨水の排出ができずに内部のすきまに溜まります。
溜まった雨水は屋根材の裏側に回り込みます。
回り込んだ雨水はアスファルトルーフィングの不具合箇所などから室内に侵入して雨漏りになったりします。
これも要注意ですね。
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