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家を出たら雨が降っています。
傘は2つ、子供用と大人用があります。
あなたはどちらを使いますか?
当然大人用を使うでしょう。
なぜでしょうか?
子供用は小さいので体が濡れるからです。
しかし考えてみると雨は上から降るのですから、
小さい傘でも体がその下に入っていれば濡れないはずではないでしょうか?
子供用の傘は小さいとはいえ直径1mくらいあります。
肩幅が1m以上あるとすればクマのような人間ぐらいでしょう。
では実際の体の幅よりだいぶ大きな傘を使用するのはなぜでしょうか?
それは、頭ではなく体の側面が濡れるからです。
これと同じように建物も壁面が濡れないようにしなければいけません。
雨は風の力で進行方向を曲げられると建物の壁面にぶつかります。
それを少しでも防いで壁面が濡れないようにするための工夫があります。
それが「軒」です。
「軒」とは壁面から外にとび出している屋根の部分のことです。
この「軒」が出ていれば出ているほど、雨は壁にぶつかりません。
雨に濡れなければ雨漏りは発生しませんので、「軒」がとび出しているほど雨漏りは少ない、雨漏りに強い建物ということになります。
しかし、最近の家はおしゃれ重視で「軒」が小さい家が多いです。
小さいどころか「軒」がない家もたくさんあります。
そのような家は雨漏りには弱いので、軒のある家よりも雨漏り対策に気を遣う必要があります。
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