雨漏り診断士よねだのブログ

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あなたは、”雨漏り”にとっての最大の敵は何だと思いますか?

「何の話だ?なにを言っているのだろうか?」と思われたでしょうか?

たとえば複数の人間が関係しているトラブルを解決しようと思う場合、「発端はなんだ?誰が原因なんだ?」と考えるでしょう。

おなじように雨漏りに関する敵を知るということは、雨漏りというトラブルの本質を射抜いて最適な修理をするのに不可欠です。

検索結果に表れるどのサイトを見ても、その答えを分かりやすく説明しているものはありませんので、今回は簡単にご説明しようと思います。

 

こたえは「雨水」です。あめです。みずです。

 

「敵を知り己を知れば、百戦危うからず」という孫子のことばがありますが、雨漏りの最大の敵は「雨水」であり、建物の欠陥ではありません。

建物は「己」、敵は「雨水」です。

建物(己)に欠陥があっても、雨(敵)が降らなければ雨漏り(戦の負け)は発生しないからです。

 

戦いで最重要なのは敵の力と性質を知ることです。

敵の強さと戦い方に合わせて、自分は戦うか、逃げるか、迎合するかを決めるからです。

雨漏りの解決も全く同じです。

敵は雨水なのですから、雨水がどんな性質なのか知っていなければ防ぎようがないではありませんか。

 

日本の建築学における雨仕舞の権威である石川廣三先生によると、雨漏りが発生するのは

①雨水の動き方を予測しそこなった(敵の要素)

②建物に欠陥が生じた(己の要素)

の二つです。

 

ですから②の「建物に欠陥が生じた(己の要素)」ばかり考えていては、根本解決(百戦に勝つ)はできないということです。

 

そのようなわけで雨漏りの敵は雨水であり、建物の欠陥ではない、ということになります。

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