2019年は大型台風が9月と10月に襲来して大変でした。

日本の広範囲にわたって台風による雨漏り被害が発生しまして多くの雨漏り調査と修理の相談や依頼をうけました。

その中で関西にお住まいの賃貸物件のオーナー様からご相談がありました。

愛媛県に所有されている投資物件の鉄筋コンクリート造、(RC造)５階建ての５階と４階で雨漏りが生じておりお悩みでした。

管理会社さんを通して工務店さんや防水工事業者さんなどに修理を依頼されたのにもかかわらず何年も続いているとのことでした。

そこで遠方ですが出張して、先ずは雨漏り原因を絞り込んでゆく目視診断を実施することとなりました。

壁や床を打診棒をころがしたり、赤外線カメラ(サーモグラフィー)も使用して調べてます。

その結果、原因箇所と推測される不良部分は多数ありました。

屋上の床のポリマーセメント防水に生じている亀裂、外壁のクラック、ヒビ、などです。

原因箇所を特定する散水調査を実施するには足場架設も必要であることもわかりました。

その後、目視診断の報告を写真や映像でオーナー様にご報告し、その内容に従って地元の工事業者さんが修理工事を施工されることとなりました。

このような遠方への出張雨漏り診断はいつでもすぐに実施できるわけではありませんが、強いご要望であればスケジュールを調整してできる限りお役にたてるよう努力したいと思います。

帰りに寄り道した道後温泉は気持ちよかった～、いい湯でした。^^

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