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これは「フンチュウ」と呼ばれる昆虫です。
漢字で書くと「糞虫」です。
動物の糞を食べて分解し、植物が吸収しやすい栄養分に変化させています。
もちろんフンチュウはそうしようと思って食べているわけではありませんが。
私はこどものころから昆虫が大好きですが、中でもピカピカ光るキレイな虫が好きです。
奈良公園が鹿の糞でいっぱいにならないのは、フンチュウがあっというまに平らげていまうからです。
種類によってはピカピカ光っていて、かっこよい角と前胸背をしています。
その色は言葉ではうまく表現できません。
小さい種類になると10mmですのでルーペで拡大してじーっと眺めるわけです。
動き方もとっても可愛くて魅力的です。
ねこのようにスマートに歩くのではなく「エッチラオッチラ」と、トコトコと歩くのです。
本当に可愛くて仕方ありません。
クワガタ、カブトも子供の頃はよく捕まえて遊びましたが、フンチュウの魅力にとりつかれたのは大人になってからです。
上記の写真は中でもお気に入りの
学名「Diabroctis mimas」「ディアブロクティス ミマス」
です。
和名は「ミマスニジダイコク」といいます。
南米ペルーのフンチュウです。
この頭(前胸背)の無駄にへっこんでいる形!
緑と金とオレンジのような色のグラデーションと輝き!
ひっくり返すと足(腿節)だけにある微妙な色と輝き!
本当にたまりません!
ところで、フンチュウと雨漏り診断は似ていると考えています。
フンチュウは皆が嫌がる動物の糞をクソまみれになって片付けてくれます。
世の中で一番汚くて嫌がられる仕事です。
まぁ、フンチュウにとっては好きでやっているので苦労でもなんでもありませんが。
一方、雨漏り調査と修理も建設業界では本当に嫌がられる仕事です。
理由は、雨漏り調査で雨漏りの原因箇所をみつけるのが本当に難しいからです。
雨漏り修理も難しいうえにたいして儲かりません。
10箇所のうち9箇所の雨漏りを直しても、1箇所残れば文句を言われてしまいます。
9箇所直してあげたのにそれはお構いなしなのでみじめになります。
だから好きでないと続かない仕事です。
雨漏り診断業務も仕事としてはとても気に入っていますし、やりがいも強く感じています。
しかし雨漏り調査と修理の会社として安定し、雨漏り診断を後進にバトンタッチし、体も動かなくなれば私の仕事人としての役目は必ず終わるでしょう。
しかし、「昆虫が大好き」という気持ちは終わりません。
雨漏り診断の話をしているのもとても楽しいですが、フンチュウの話をしているのはもっと楽しいです。
【福生,昭島,立川,武蔵村山,瑞穂,羽村,青梅,日の出,あきる野,八王子,日野など西多摩地区専門の雨漏り調査と修理の専門家ホークアイズ】