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雨漏りを直したり防いだりする職種は主に 屋根瓦工事、板金工事、防水工事の3つです。
専門的な話ですが、屋根瓦と板金工事は「雨仕舞い」、防水工事は「防水」として区別されています。
日本中で雨漏り修理の専門家として活動されている職人さんの多くは屋根瓦、板金、防水の三種の職人さんたちです。
(塗装工事は雨漏りを防ぐ工事ではなく、雨漏りを防いでいる部材を守る工事です)
この三種のうち、最も多用される工事は「シーリング防水工事」です。
建築部材同士の隙間をうめるのはシーリング材だからです。
99%施工されていても、残りの1%が不十分であればそこから雨水が入ってきて雨漏りしてしまいます。
シーリング防水はその1%をうめて塞ぐ工事です。
私は元々、シーリング防水工事の職人です。
ウレタン防水やFRP防水や外壁塗装ももちろんできますが、本来はシーリング防水の職人です。
塗膜防水は「面」で建物をとらえて施工しますが、シーリング防水は「線と点」で建物をとらえて施工します。
ですから、「雨水の浸入を防ぐ」という視点の性質はもっとも細かいというか神経質という感じです。
それは雨漏り調査と修理に活きていると思います。
さらに職人さんは机上の勉強や研究を苦手とする方が多いとおもいます。
しかし私はそれが好きです。
識別力や洞察力を働かせて物事の真の原因や解決方法や法則を見いだすことがとても楽しいと感じます。
女房子供に言わせると”理系の人”だそうです。
そういった正確というか性質は、雨漏り修理を生業とされている他社の職人さんと違うところじゃないかな、とも思っています。
【福生,昭島,立川,武蔵村山,瑞穂,羽村,青梅,日の出,あきる野,八王子,日野など西多摩地区専門の雨漏り調査と修理の専門家ホークアイズ】