雨漏り診断士よねだのブログ

専門的な情報を分かりやすく説明したり、日常業務を報告したり、言いたいことを掲載しているブログです。

雨漏り診断士よねだの生い立ち-3 福生市

1989年に都立拝島高校に入学しました。今まで通っていた中学校の目の前です。7m位はなれた、通りの反対側です。ですから今までよりも通う距離がみじかくなり、同時に自転車で通学できるので楽になるなーと考えていました。

高校に入ってからは人に好かれようと努力しました。大したことではありませんが、意識して挨拶をしたり、話をよくきいたり、物を落としたら拾ってあげたり、というようなことです。そのおかげで男子も女子も友達ができました。

「高校生になったらすぐに彼女を作って青春だぁ―」と思っていましたが、男友達やクラブの先輩たちと遊ぶほうが楽しくなっていました。しかし、遊ぶにはお金が要ります。そこでアルバイトをはじめることになりました。

人生で初めてのアルバイトは弁当工場での作業でした。国道16号沿いにある弁当工場で、指定されたお弁当をピックアップしてゆくのですが、、、これが大変苦痛でした。楽なはずなのに苦痛でした。ですから1週間でやめてしまいました。次は家の目の前にあるガソリンスタンドです。これは辞めたりまたやったりの繰り返しでした。

高2の夏には友人と一緒に塗装屋さんでアルバイトすることになりました。人里離れた場所にあるアパートの鉄格子をゴシゴシこすり錆を落としました。いわゆるケレン作業です。

ホコリとサビにまみれて真っ黒になり、真夏ですから汗でまみれて顔は真っ黒でべちょべちょ、全身びしょ濡れになります。だけどすごく楽しかったです。弁当をつまみあげているよりも、はるかに疲れているはずなのに楽しかったです。

同じ夏にその塗装屋さんの社長さんのご自宅の屋根を、友人と二人で塗装させてくださいました。屋根に上って同じくゴシゴシケレンをかけます。トタンだったので猛烈に熱くなり、安物の靴裏のゴムは溶けてきてぬるぬるしだします。

鼻のなかは真っ黒で全身びっしょり、暑さでクラクラしてきます。暑くてどうしようもないので、友人と二人で上半身裸になり、頭から水をびて作業していました。しかも奇声を上げながら、、、。それが楽しくてしょうがありませんでした。

作業終了後に友人宅でシャワーを借りてさっぱりしました。夏の夕暮れで福生市内の玉川上水付近ではヒグラシがないていました。昼間の暑さがスゥーと抜けてゆき、心地よい川風が全身を包んでくれます。

そこで友人と二人で缶ビールを飲みました。ジュースとはまるで違う旨みを、体の内部全体で感じたのをはっきり覚えています。すごく満足で充実感があって幸せでした。

この体験が私を職人仕事に向かせるきっかけの一つだったように思えます。その友人とはもう随分長いこと会っていませんが、きっかけの一つを与えてくれたことに感謝しています。

次のアルバイトは型枠大工の手元でした。型枠大工とは鉄筋コンクリートの建物を作る仕事です。たくさんの木枠を大工さんのところまで運びます。これは塗装より給料が良かったです。

当時は平成バブルの真っただ中ですから、アルバイトの私にもボーナスをいただきました。いい時代でしたね。(しかし、この当時に建てられた建物は現在雨漏りする可能性が高いです。)

高校生時代にこのような職人のアルバイトを経験させてもらったおかげで、父親から受け継いだ職人の遺伝子にスイッチがはいったように感じます。

1992年の春になんとか高校を卒業できました。

それからわたしは多くの仕事を経験することになります。人生を掛けることに決めたシーリング防水に出会うのはそれから14年後の事です。

福生,昭島,立川,武蔵村山,瑞穂,羽村,青梅,日の出,あきる野,八王子,日野など西多摩地区専門の雨漏り調査と修理の専門家ホークアイズ

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せはこちら

042-511-5603

受付時間:8:00~19:00(土日祝を除く)